【剣盾シーズン1使用構築】舞うは鴉、奏でるは大喰らいの調べ【最高108位】

シーズン1お疲れ様でした!

目標としていた3桁順位に到達することが出来ましたので使用構築をまとめます!

並びはこんな感じ↓

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構築経緯

今シーズンの環境自体、昨日新しく出た情報が今日にはもう古くなっている程目まぐるしく変わっていました。なので流行に注目した対策をするよりも広く相手を見れるような対策をした方が立ち回りやすいと思い、物理を受けるアーマーガアと特殊を受けるカビゴンを軸に構築を考えていきました。

2体の受けサイクルで相手を疲弊させた後、抜いていくエースとしてドラパルトを採用。

この3体ではリザやキッスの処理が甘いので後出しから処理できるヒートロトムを採用。

この4体ではバンギラスサザンドラなどに対して甘めなのでそこに強いローブシンを採用。

最後に水が一貫していてウオノラゴンやインテレオンに水技を打たれているだけで崩されるので、一貫切りにトリトドンを採用して完成しました。

 

個体紹介

・ガビゴン@フィラの実 食いしん坊 意地っ張り

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技:捨て身タックル/DDラリアット/欠伸/リサイクル

努力値:H148-A100-B96-D164

実数値:254-157-97-×-151-50

H-D:特化眼鏡ウォッシュロトムハイドロポンプを確定3発

B:余り

 

特殊受け。

Aに100振ってるのは、元々のろいを覚えさせていて、A1↑で何かを落とせるみたいな調整にしていました。が、とくにのろいを積みたいと思う場面もなかったので、起点回避もできるあくびに技を変えたので、その名残です。努力値振り直すのが面倒くさかっただけですね笑

木の実の弱体化を受けていましたが、それでも選出すればほぼ全ての特殊エースをしっかり受けてくれました。唯一弱点の格闘タイプが、ダイジェットが流行っている都合上すごく少なかったのでめちゃくちゃ動きやすかったです。毒を盛られないように意識して立ち回りました。

選出率4位

 

・アーマーガア@オボンの実 ミラーアーマー 腕白

 

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技:アイアンヘッド/鉄壁/挑発/羽休め

努力値:H252-B252-S4

実数値:205-107-172-×-105-88

 

物理受け。

シンプルな調整ですがこれが非常に使いやすかったです。

攻撃技をアイアンヘッドにしている理由はミミッキュに対して確実に役割を持ってほしかったからです。正直ドリルくちばしとかでも良かったですが、ギャラドスは自信過剰の方が流行っていて威嚇がないと結構ペラいのでアイアンヘッドのダメージ量で十分でした。

耐久方面に関しては本当に硬く、まさに"アーマー"ガアという名前に恥じず、名は体を表すとはこのことでした。

元々鉄壁の枠はビルドアップを採用していましたが、ビルドアップではミミッキュ剣の舞パルシェン殻を破るに追いつけなかったので鉄壁に変更しました。

挑発も非常に使い勝手が良く、羽休めとセットでこの2枠は必需だと思いました。

持ち物はすごく迷いましたがオボンの実は擬似的に耐久値を伸ばすことができ、バンギラスなどに役割破壊されても誤魔化せるところが優秀でした。

選出率1位

 

ヒートロトム@ウイの実 浮遊 控えめ

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技:オーバーヒート/ボルトチェンジ/悪巧み/鬼火

努力値:H204-C252-S54

実数値:151-×-127-172-127-113

H-D:特化トゲキッスダイジェット2発で木の実発動

S:準速60族抜き

 

本構築のMVP

正直このポケモンが1番相手のポケモンを倒してくれたと思います。

炎・電気タイプと浮遊による特有の耐性からボルトチェンジでのクッション性能や、悪巧みからダイマックスでの崩し性能鬼火での役割破壊とこいつ1匹で数多くの仕事をこなしてくれました。

特にこのポケモン自身もサイクルに参加させ、受けサイクルで相手を疲弊させた後、悪巧みからダイマックスで抜いていくという勝ち筋を追うことが非常に多かったです。ダイマックスすると技がダイマックス技になるので、オーバーヒートのCダウンやボルトチェンジ交代効果も無くなり悪巧みと相性が良かったです。

さらにドリュウズオノノクスなど交代先の物理エースに鬼火を入れることでこちらのサイクルの補助もでき、相手にかなりの負担をかけることも出来ました。

ただ、とても耐久が高いポケモンというわけではないので、HP管理はかなり慎重に心掛けました。基本的には有利対面になる場面でしか後出ししないということを決めて立ち回っていました。

選出率2位

 

トリトドン@食べ残し 呼び水 図太い

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技:熱湯/大地の力/ヘドロウェーブ/自己再生

努力値:H148-B252-D104

実数値:205-×-120-112-115-×

 

水と電気の一貫を切ってくれる便利なポケモン

HDの調整は補正無しだとこれが1番効率のいい振り方と以前どこかで見たことがあったので、その情報を鵜呑みにしました笑

ですが実際にその受け性能は高く、特殊バンギラスの悪の波動は確定4,5発程度でした。バンギラスに対してはアーマーガア後出しで様子見しつつ、特殊だった場合はトリトドンに引くという動きをよくしていました。

さらにアーマーガアが苦手なエースバーンやパッチラゴン、ロトム系統に強く、ダイマックス以外には安定して後出しできたのも良かったです。

技のヘドロウェーブですがウォッシュロトムに打点が欲しく、ダイマックスした際には付属効果で特攻が上がるので割といい感じでした。ヘドロ爆弾にしていない理由は単純に技レコードを持っていなかったからです笑

 熱湯での火傷もかなり引いてくれた自覚があるポケモンでした。

選出率3位

 

ローブシン@突撃チョッキ 根性 意地っ張り

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技:ドレインパンチ/雷パンチ/しっぺ返し/マッハパンチ

努力値:H224-A168-D116

実数値:208-199-115-×-100-65

H:16n-1

H-D:チョッキ込みで補正無し252振りサザンドラ流星群を確定3発

A:余り

 

特殊エースやバンギラスサザンドラに後投げできるポケモン

ドレインパンチ+マッハパンチでHPを高く保ちながら無理やり1体もっていく動きがシンプルながら強かったです。

シーズン後半で流行ったヌルアント構築に対しては強く、タイプ:ヌルの電磁波をこのポケモンで受けにいき火力を無理やり上げて崩す動きを通せば、easy winを狙えました。

サブウエポンはアーマーガアとドヒドイデに一貫がとれる雷パンチと格闘技を透かしにくるゴーストタイプへの打点としてしっぺ返しを採用しました。が、正直しっぺ返しの火力は思ったより低く、炎のパンチ地震あたりの方が良かった気がします。

選出率5位

 

・ドラパルト@拘り眼鏡 すり抜け 臆病

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技:流星群/シャドーボール/火炎放射/10万ボルト

努力値:C252-B4-S252

実数値:163-×-96-152-65-213

 

エースなのにあまり選出されなかったポケモン

多分選出することが少なく、そのせいで信頼度も低かったので選出できなかったのだと思います。

ですが、選出したときにはちゃんと仕事をしてくれました。やはり足の速いポケモンが少ない中、スピードレースで頭一つ抜きん出たこのポケモンはとても優秀だと感じました。HPが1さえ残っていればほぼ必ずと言っていいほど仕事ができるポケモンでした。

火炎放射大文字は悩みましたが、拘り眼鏡を持たせているので基本的には流星群シャドーボールしかうつことがなく、役割をこなしてほしいときに外されるのが嫌だったので命中安定を選びました。

特性も優秀で、サザンドラオニゴーリが身代わりを置くタイミングで交代してあげると上から身代わりを貫通しながら攻撃出来るので、実質無償突破してくれたりしました。

ただ火力はそこまで無いので過信は禁物です。

選出率6位

 

選出パターン

カビゴン+アーマーガア+ドラパルト

構築の軸になっている選出。あまりこれでいくことはなかったですが、この選出をした時の安定感はそれなりに良かったです。

・アーマーガア+トリトドン+ヒートロトム

自分が1番好きな選出。序盤はロトム鬼火を撒きつつ、中盤ではアーマーガアとトリトドンで削りながら、終盤ダイマックスロトムで抜いていくという立ち回りでした。

・アーマーガア+ドラパルト+ローブシン

詰ませることに意識を置いた選出。アーマーガアが不利を取るポケモンを他2体で崩し、終盤にアーマーガアで詰めるという動きをしていました。一致弱点を突いてこない物理ポケモンが残ればアーマーガアのやりたい放題でした。

カビゴン+アーマーガア+ヒートロトム

こちらも詰ませることに意識した選出。初手出し負けが少ないカビゴンから入り、カビゴン欠伸ヒートロトムボルトチェンジで対面操作しつつ、アーマーガアの詰ませ態勢を整えていくという立ち回りをしていました。

etc…

 

キツいポケモン

ギャラドス

相手を出来るのがアーマーガア程度です。ローブシンの交代読み雷パンチで処理することも出来ますがかなり不安定です。アーマーガアが鉄壁を積んでいる状態なら楽に処理することが可能ですが、常に積んでいる状態なわけではないのでこれも少し不安定でした。トリトドンも見れなくもないのですが、積んだ状態のギャラドスは流石に受かりません。

サザンドラ

めちゃくちゃキツいというわけでもないのですが、自分のPTにフェアリータイプが入っていないので必ず選出されていました。このポケモンに対して甘い選出をすれば1体でグチャグチャにされます。

ヒヒダルマ(ガラルの姿)

初手に出てきたらかなりつらいです。鉢巻かスカーフのどちらを持っているか、どの技を覚えているかによってかなり対応を変えなければいけません。ローブシンを対面させることが出来ればそれなりに楽に処理できます。

ラプラス

トリトドン以外には水技の通りがよく、トリトドンに対してはフリーズドライをうてばいいだけの話なので、地味に処理が困るポケモンです。カビゴンが比較的安定して受けることが出来ますが、自分のカビゴンが火力があるわけでもなくラプラスも耐久がそれなりに高いので対面が長引いてしまい、絶対零度の試行回数を稼がせてしまいます。

スピンロトム

積まれたら結構勝敗が怪しくなるレベルにキツいです。カビゴンを合わせ、削りながら欠伸で流す動きを意識していましたが、積む隙を与えてしまえばこっちが崩壊しかねないので少し苦しかったです。

 

まとめ

今シーズンは年末ということもあり、あまりポケモンに時間を割くことができませんでした。もう少し順位を上げたかったですが、時間という壁を越えることは人間には不可能でした……。

シーズン2では一部のキョダイマックスが解禁ということで今からでもかなり楽しみにしています!!

最後まで読んでくださりありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう!!

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